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今回は、外構工事についてご紹介いたします。
暖かい日も増え、自宅の外でお庭の手入れや花の植え替え、
ウッドデッキで遊んだりと、屋外での活動も増えていることでしょう。
外構工事は、新築当初に全て一緒に行う場合もあれば、
時期を延ばして後から追加工事を行う場合もございます。
どちらにせよ、お家の外構まわりを理想的なものにするために、
今回は外構工事について気を付けたいポイントなどを解説できればと思います。
外構とは、建物や住宅などの建築物の外側、つまり、敷地内の外部空間を指します。
具体的には、庭や玄関アプローチ、駐車場や門、フェンスなど
外部のエクステリア設備も外構に含まれます。
そのため、建物を外観から見た際には、外構のデザインはとても重要とされています。
素敵な住宅を建てたにも関わらず、外構が住宅のデザインとマッチしていなかったり
そもそも外構が整備されていない状態だと、見栄えにも関わってきます。
ここからは、おしゃれな外構を作るためのポイントについて紹介していきます。
まず、外構の一番の印象を決めるためにも、外構のデザインスタイルを決めることがポイントです。
例えば、日本庭園のようなスタイルがお好みなのか、
モダンなデザイン、ナチュラルなガーデン風など
住まいや周辺の環境に合わせてデザインを決めることで統一感のある外構が完成します。
このデザインスタイルを決めることで、使用する素材や植樹などの選択肢も変わってきます。
純和風な雰囲気をお求めであれば石材や低木などが人気で
アプローチなども石畳にすることで情緒ある演出ができます。
植える木も四季折々の色を楽しめる楓(紅葉)や欅などが人気です。
一方でナチュラルな雰囲気が理想という方は、
自然素材を活かし、ウッドフェンスやグリーンなどの植木、
お花のプランターなどを置いて華やかなガーデニング庭園を演出するのもいいでしょう。
特にグリーンが多いとナチュラルな雰囲気は増すので
色々な種類の樹木を植えて外構を囲んでも素敵です。
このように、外構のデザインによって建物の魅力や印象は大きく異なります。
シックでモダンなデザインにはコンクリートや石材がマッチします。
南仏や北欧を思わせるような雰囲気にはレンガやアクセントにアイアンや陶器の置き物などを
取り入れてもいいかもしれません。
外構のデザインを重視して仕上げることで、劇的に素敵になります。
外構の工事は美しさやデザイン性の高さだけでなく、機能性も重要視されます。
屋内への出入り、車の駐車のしやすさなどを含めた利便性、
そして、安全性を考慮した設計なども求められます。
自宅前の道路から考えて、駐車スペースを確保したり、
玄関までのアプローチの設置をどうするかによって、
その後の生活のしやすさにも直結してきます。
また、周辺環境だけでなく、季節や天候などを考慮して考えることも大切です。
雨の日に、車から降りて玄関までの導線が長ければ、雨に濡れてしまいます。
そのため、濡れないようにカーポートを設置したり、導線を最短距離で設計するなど
様々なパターンをシミュレーションしておくと、後悔や失敗のない外構がつくれるでしょう。
そして最近は、ご自宅に併設してウッドデッキやテラスを設置する方が増えています。
お家での時間をより楽しんで過ごせるように、広めのウッドデッキを設置し、
週末にはBBQやアウトドア、夏にはプールを出して楽しんだりするご家族も多いです。
お子様がいるご家庭にはとっても嬉しい設備となります。
ウッドデッキやテラスは遊びや趣味を楽しめる場所でもありますが、
毎日の洗濯を干す場所になったり、リビングの窓を開けることで、
リビングから続く、もう一つの空間ができたりと
フレキシブルに利用できる場所として重宝されます。
そして、ウッドデッキやテラスに使用する素材にも複数の種類があります。
天然の木材は温もりや木の香り、滑らかな足触りなどが人気ですが、
自然素材なので、ゆくゆくは経年変化します。そのため、定期的なメンテナンスが必須です。
他にも、人工木材などもありますが、
屋外のため、どうしても雨風や紫外線の影響を受けてしまいます。
そういったところも加味し、エクステリアに採用する商品を検討しましょう。
外構の安全性や防犯対策は、住まいや建物周辺を安全かつ、安心して過ごすためには
必要不可欠かもしれません。
外構の境界にフェンスや塀を設けることで、外部からの侵入を防ぐことができます。
特に、一戸建て住宅などは外構スペースをしっかりと囲うことでセキュリティを強化できます。
また、フェンスや塀は近隣住宅との仕切りとしての役割や
目隠しの役割もあるため、プライバシーを重視したい方には設置をおすすめしています。
他にも外構のデザインと合わせて照明を取り付けることで
おしゃれにデザインもできますし、夜間の足元を照らすことで転倒などの事故防止にもなり、
侵入者への防犯にもなるなど、相乗効果が生まれます。
このように、複数の対策を含めて組み合わせることで
外構空間の安全性や防犯性を高めることができます。
地域や生活環境に合わせて適切な対策を取り入れ、安心して外構空間の利用ができたり
昼夜問わず、安心できる生活を送ることができるでしょう。
冒頭でもお話しした通り、外構工事は後からでも工事をすることが可能です。
また、リフォームや追加工事も比較的行いやすいです。
外構工事を行う際には、計画から設計、施工、メンテナンスまで一連の流れがありますが
理想の外構によって順序や進行状況は異なります。
特に、左官材料を採用した場合は、天気が良い日や一定の気温が望める日の施工に限られます。
施工当日だけでなく、乾燥にも時間を要するため、
一定期間、湿気が少なく、晴れているタイミングを狙って施工を行うので、
天候待ちというケースも少なくありません。
そして、施工だけでなく、施工後のメンテナンスや維持管理も頭に入れて
外構を決めていくことが大切です。
外構工事を行うことで得られるメリットは今までお話ししてきた通り、
デザイン性や機能性、防犯性をも高めてくれるところにあります。
外構は、外観からの一体感や印象を左右する重要な場所でもあるので
エクステリアをおしゃれにデザインし、建物や周囲との調和を考え、
お家全体の価値や魅力を高めていくことがおすすめです。
福島県いわき市にて、外構工事をご検討中のお客様や
外構リフォームや新築での工事についてもお気軽に大喜建築へご相談ください。
地域密着型の工務店として、いわき市の周辺環境を把握し、
最適な外構(エクステリア)をご提案いたします。